アパートやマンションは一戸建てと違い、リフォームをするときに管理規約や近隣住民への配慮など、注意すべきことが複数あります。リフォームは家をより快適にするための素敵な手段ですが、トラブルになってしまうと嫌な記憶となってしまいます。
こちらでは、アパートやマンションのリフォームを行う場合のトラブル対策についてご紹介いたします。
管理組合・管理会社へ申請する
アパートやマンションは、管理組合や管理会社に管理されている建物です。そのためリフォームをする場合、速やかに申請を行うことが重要です。場合によってはマンションの管理規約に反するようなリフォーム内容である可能性もあるため、リフォームの施工日時が決まる前に確認してください。
リフォームの申請時期はマンションや管理会社によって異なりますが、基本的に1ヶ月前となっているところが多いです。申請許可が下りるまでに日数がかかる場合もあるため、余裕を持ったリフォーム計画を立てましょう。
また、事前に管理会社への提出に必要な申請書類を確認することでスムーズに工程や図面、日時の打ち合わせができるため、申請時のトラブルを防げます
近隣住民への配慮を怠らない
アパートやマンションは一戸建てと違い、自宅のすぐ隣、あるいは上下に住民がいます。リフォームは作業員の往来や騒音が発生する可能性があるため、近隣住民が不快に感じないよう最大限の配慮をする必要があるのです。
そのため、工事日時を決定する前に必ず挨拶に伺い、「どの時間帯が比較的外出しているか」「どの部分をより配慮してほしいか」などを確認しましょう。また、工事日時が決まったら、日程をあらかじめ近隣住民に伝えておくことが大切です。挨拶に行くべき範囲はリフォームの規模によって異なりますが、上下の階と両隣は挨拶しておく必要があるといえます。
また、リフォーム資材の置き場所や搬出入経路にも配慮が必要です。通常よりも不便をかけてしまう部屋の住民には、菓子折りを持って挨拶に行くなどの配慮を忘れず行いましょう。
エレベーターの点検日やマンション全体のリフォーム時期との重複に注意する
マンションの管理会社は、定期的にエレベーターの点検や大規模なリフォームを行います。これらの管理会社が行う作業の時期と重ならないように注意する必要があります。
マンションはエレベーターの点検を定期的に行わなければならないため、一時的に停止する時間帯が発生します。この時間帯にリフォームをしてしまうと、リフォーム業者の資材搬入に支障をきたすおそれがあります。
また、大規模なリフォームには多くの資材搬入や大型トラックの出入りがあります。自分のリフォームの資材搬入がスムーズにいかなかったり、業者同士の事故のリスクも上がったりします。
こういったことから、エレベーターの点検日や共有部分のリフォーム時期とは避けるほうがよいでしょう。マンションのリフォーム日程を決める前に、エレベーターの点検日や共有部分のリフォーム時期のお知らせを確認しておくことで未然に防げます。
(株)横戸建設は、置賜エリアを中心に山形県全域で新築からリフォームまでの依頼を承っております。マンションのフルリノベーションからキッチンや浴槽、トイレの水回りなどの部分的なプチリフォームまで様々なご依頼に対応いたします。お気軽にご相談ください。