家を建てるには予想以上に多くの費用がかかります。さらに、家を建てた後も住宅ローンの支払い・居住によるランニングコストもかかってきます。
少しでも新築を建てる費用を抑えたいとお考えであれば、以下でご紹介する5つのポイントを意識してみてください。
必要なものから設計する
家族全員で「どんな家で、どんな生活をしたいか」を想像しましょう。そして思い浮かぶものすべてをノートなどに書いてください。すべての要望が出たら、家族で意見が一緒の部分をチェックし、譲れないポイントを決めておきます。
このようにして、優先度が高いものを絞ることで「無駄がない家」を作ることができます。本当に譲れないポイント以外は妥協することで、費用を抑えることが可能です。
延床面積を抑える
工事期間が延びたり、建築資材が大量に必要になったりすれば、その分建築費も増えます。つまり、延床面積が広ければ広いほど費用も高くなるということです。土地全体に家を建てるのではなく、設計段階ではなるべく小さな床面積で予算を決めましょう。
例えば、1階の角を削り、2階部分をバルコニーにすれば数十万単位で費用が少なくなることもあります。「床面積が狭いと窮屈そう」と思うかもしれませんが、大きめの窓にして開放感を演出するといった工夫で広く感じさせることも可能です。
「床面積を抑えて設計し、費用が余ったらリビングを広くしよう」といった柔軟な考えを忘れないようにしましょう。
建物の形状はシンプルに
デコボコが多い家と四角い家を比較した場合、四角い家のほうが作業工程をシンプルにできます。これは一部分だけ凹んだ壁を作るより、真っすぐの壁を作るほうが単純に楽だからです。
基本構造が複雑だと、費用が数百万円単位で跳ね上がることもあります。建築費を抑えるなら、なるべくシンプルな形状を保つようにしましょう。しかし、「家のデザインにこだわりたい」といったこともあります。家の構造で悩んだ場合は、すぐに業者と相談しベストな形を模索するのが大切です。
水回りは1箇所にまとめる
水回りが分散すると、給排水設備が複雑になり費用が高くなってしまいます。家を建てる際は「トイレの場所を1階・2階で同位置」「キッチン・洗面所・浴室は同じ階に設置する」といった設計を意識することで、配水管工事費を抑えることができます。
複数の業者で相見積もりを取ってもらう
住宅購入は、一生に一度と言われる高額な買い物です。一つの業者のみで話を進めるのではなく、複数の工務店・ハウスメーカーで相見積もりを取ってもらうのが賢明です。
同じ条件で複数の会社に見積もりしてもらえば、「費用がかかっている箇所」「削るべき点」が自然と見えてきます。1回目は見積もり無料の業者が多いですが、有料の場合もありますので、確認してから見積もりを依頼しましょう。
また、価格も比較できますが、単純に安さだけで施工会社を選ぶのはおすすめできません。各業者の強みを把握したうえで、相性の良い理想の住まいを作ってくれそうな施工会社を選びましょう。
補助金を活用するのも一つの手段です。補助金は地域によって使えるものが異なり、ハウスメーカーでは積極的に案内を行わないこともあります。積極的に補助金をおすすめする地元工務店に相談するのがおすすめです。(株)横戸建設ではZEHを推進しております。ZEHをはじめとした各種補助金の使用条件をプランに組み込んだご提案も可能ですので、ご相談ください。